CASES事例紹介
デジタルツールを使った施策に挑戦 ハガキも併用し、新しい顧客も開拓
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課題
コロナ禍で、スーパーなどで行っていた試食の実演販売ができなくなってしまったため、違った形での販促が出来ないかご相談をいただきました。
時期的に年末年始にあたり、お客様も売上を伸ばすための施策を求めていらっしゃいました。また、せっかく実施するのであれば、今まで行ったことのないデジタル施策を検討したいとのご要望もありました。

解決方法
店頭試食の実演販売の代案として、店舗の売上に繋がるマストバイキャンペーンを提案しました。この機会に今までやったことのないデジタル施策にも挑戦してみたいとのことだったため、SNSでも利用者の多いLINEを用いつつ、購買者の年齢が高いことを考慮して従来型のハガキ応募と組み合わせた施策にしました。
店頭に設置したハガキは、家に持ち帰ってキャンペーン内容をじっくりと読んでもらえることから、告知用ツールも兼ねて従来型のハガキ応募を残し、LINEの公式アカウントを新しく持つことで今後の運用展開も視野に入れていました。

具体的な施策1
LP作成、新規LINEアカウント作成、告知兼応募ハガキ作成、キャンペーン運営として応募ハガキの取りまとめと抽選、また、LINE応募のシステム運営と抽選、報告書作成までトータルサポートしました。
当選賞品は、お客様の社内で準備できつつ豪華商品として人気が高い高級なお肉を選択しました。また、当選後もキャンペーン商品の継続購入に繋げられるよう、すき焼きの割り下をキャンペーン対象商品にし、当選賞品を食する際に使用できるよう考慮しました。他のブランドと比較してやや高価なキャンペーン該当商品を、安価な競合商品からブランドスイッチさせるための手法のひとつとして、リピート購入を促す手法を取り入れました。

具体的な施策2
伝統を重んじるブランドイメージに配慮し、ビジュアルの世界観を踏襲した店頭ツールや商品情報全般を作成しました。単発のキャンペーンで終わらせるのではなく、継続購入を促進するための企画・運営などもご提案しました。
キャンペーン中には、店頭での様子を撮影してお客様へフィードバックするなど常に現場の状況を共有するようにし、デジタルキャンペーンが初めてのお客様へ向けて、いかに分かりやすくご理解いただくか丁寧な説明を心がけました。

担当ディレクターからコメント
弊社ではキャンペーン自体を提案するのでなく、『お客様が持っている課題を解決するための提案』を心がけていますので、具体的に何がやりたいか、まだ施策に落とし込まれていない状態でも、困りごとをお伝えいただき、一緒になって解決させていただければと考えています。
担当:大野 真俊